私とクローン病と徒然と

2018.08にクローン病と確定診断された20代社会人のブログです。クローン病に関すること関しないこと発信していきます!

【“クローン病”と確定診断されるまで①】

クローン病”と確定診断されるまで

こんにちは。ケロ太郎です!

今回は私が“クローン病”と確定診断されるまでの経緯を記したいと思います。

結論から先に申し上げますと、確定診断されるまで予兆や前兆はありませんでした。

なんの前触れもなく“クローン病と診断され、 すぐには病名を受け入れることができませんでした。

まずは確定診断までの簡単な経緯を書きたいと思います。

 

事の起こり

大手電機メーカーでサラリーマンをしている筆者は、忙しいながらも充実した日々を過ごしていました。週の半分は遠方へ出張しており、体力的につらいときもありましたが、土日にしっかり休むことで疲労を溜めすぎず健康的な生活を送っていました。

ところが2018年05月頃より時折胃のあたりに痛みを感じるようになりました。これまで大きな病気もなく、食中毒などの心当たりもなかった筆者は「そのうち治るだろう。」と考え、市販の胃腸薬を服用する以外にはなにもせず、痛みを我慢しながら過ごしていました。しかし2ヶ月経っても一向に痛みが治まることはなく、むしろますます痛みがひどくなっていきました。そしてとうとう腹痛を我慢することができず、2018年08月に最寄りの市立病院に駆け込みました。病院に駆け込む前日には痛みがピークを迎え、一晩中うめき声をあげていたことを覚えています。今考えれば、もっと早い段階で救急車を呼んでも良かった(診断の際に医師の方にも救急車を呼ぶように言われました)のですが、腹痛という症状と迷惑になるのではないかという思いから、一晩中痛みに耐えていました。

 

最初の診断

病院にて受付した際、痛みが強いことから急患として扱っていただき優先的に診断していただきました。まずは痛みを抑えるため、点滴による痛み止めをおこないました。痛みが治まった後、血液検査、CT検査、レントゲンをおこない、その結果を基に診察を受けました。検査結果から回盲部(小腸と大腸の結合部)に炎症がみられることから、“虫垂炎”と診断され即入院・即手術となりました。痛みに頭がボーっとするなか「手術をします。」と医師に説明された私は言われるがままに手術の同意書にサインし、とにかく早く手術が始まるようにとベッドの上で祈っていました。

 

再検査と入院

手術に先立ち医師の方々で最終チェックしている段階で“虫垂炎”以外の可能性が浮上し、後日大腸内視鏡検査による再検査となりました。そして再検査までの期間の入院となりました。入院中は絶食絶飲のため水も飲めず、慣れない入院生活に夜もあまり寝つけませんでした。

 

確定診断

そして入院から1週間後、大腸内視鏡検査を迎えます。大腸内視鏡検査について記したいこともありますが今回は割愛させていただきます。大腸内視鏡検査の結果から“クローン病”の可能性が高いという診断を受けました。この時初めて“クローン病”という病名を知り、簡単な説明を受けました。また、内視鏡検査の際に採集した組織から病理検査をおこない、“クローン病”と確定診断を受けました。大腸内視鏡検査から1週間後のことでした。

まとめ

  • 胃のあたりの痛みに耐えきれず外来を受診
  • 初めは“虫垂炎”と診断
  • 再検査の結果“クローン病”と診断

次回はより詳細な経緯を書きたいと思います。

以上、お読みいただきありがとうございました!